世界遺産 -セミリエモスク ( Selimiye Mosque )- に来てみた。＠エディルネ/ Edirne
イスタンブールから車で約2時間（バスで約3時間）。
前々からずっと行きたかったセミリエモスクにやって来た♪
2011年に世界遺産に登録されたセミリエモスクは
オスマン帝国時代に建設されたモスクの一つで
ミマール・シナンの最高傑作とされてるとのこと。
シナンさんは、四角い部屋の壁に8本の柱を設け、その8本の柱で形成する八角形でドームを支えるシステムをこのモスクで採用したそうな。
部屋の四隅にはその柱と柱を結ぶアーチの奥に半ドームがあり、
それらが大ドームと壁の中間にあるらしい。
通常のモスクでは部屋が区切られているが、シナンさんはどの位置からでもミフラーブを見られるような構造にすることをこのモスクで心がけたそうな。
確かにどの位置からでもミフラーブが見える！
もっと詳しくはコチラから。
ミフラーブとは：お祈りをする方向を示した壁の凹み。
詳しくはコチラから。
因みに上の写真は女性専用のお祈り場所2Fからの写真。
全体が見渡せる2Fは何だかゆったり出来て気分が休まるねぇ。
このモスクに取り入れられてる建築様式もスゴイのだが、
タイルのデザインもすっごい可愛い！
このモスクで有名な「逆さチューリップ」もちゃんと発見。
チューリップ畑だったこの土地の地主がやっとの事で売買する際の条件が
モスクにチューリップを描くことだったとか。
中々土地を売買しなかった地主のひねくれた性格をチューリップを
逆さにした表してるとか。いくつかの説があるらしい。
で、何気に今まで知らなかったのが絨毯の模様。
これって、お祈りの場所と方向を表してるのね。
作りから、デザイン、雰囲気と見応えありのモスクでした。
何気にまた来たいな♪
因みに、近くにある他の2つのモスク( Uç Serefeli Cami と Eski Cami )と
建築用法を比較しながら見るのも、時代の流れを感じられて楽しい。
それぞれが全く異なるテイストとデザインなので、
その違いを比較するのも楽しいかも♪
Selimiye Mosque
Meydan, 22000 Edirne Merkez, Edirne, Turkey
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